
ポケモンカード(ポケカ)の価格が再び上昇しています。
2026年10月に迎える30周年への期待感やMEGAシリーズの人気も相まって、市場全体が活発化している状況です。
この記事では、ポケカ高騰の理由から代表的な高額カード、今後の相場予想までをオリパ購入を検討中の方に向けて解説していきましょう。
この記事でわかること
- ポケカが高騰している主な理由は5つある
- 代表的な高額カードの買取価格は数十万円以上
- 30周年に向けてさらなる高騰が予想される
- オリパで高額カードを狙う際の注意点がわかる
ポケカが高騰している5つの理由

ポケカの高騰には複数の要因が絡み合っています。
一時は「バブル崩壊」ともいわれた2023年の下落を経て、2025年後半から再び上昇に転じました。現在の高騰を支える5つの理由を見ていきましょう。
①2026年ポケカ30周年への期待感が市場を押し上げている
ポケモンカードゲームは1996年10月20日に誕生し、2026年10月に30周年という大きな節目を迎えます。
過去の周年イベントでは限定商品が発売され、そのたびに市場が大きく動いてきました。
20周年(2016年)のプロモカード「おいわいピカチュウ」は現在150万円以上の価値がつき、25周年(2021年)の「GOLDEN BOX」も定価17,600円から約12万円へ高騰しています。
30周年ではこれらを超える記念商品の登場が確実視されており、限定プロモカードやスペシャルボックスへの期待から、市場全体に先行投資的な買いが入っている状況でしょう。
②MEGAシリーズの登場でポケカブームが再燃した
2025年7月から始まったMEGAシリーズは、ポケカ市場に再びブームをもたらしました。
特に2025年11月発売の「MEGAドリームex」や2026年1月の「ムニキスゼロ」は発売直後から品薄が続き、多くの店舗で抽選販売となるほどの盛況ぶりでした。
メガシンカという人気要素の復活は、既存プレイヤーだけでなく新規参入者の増加にもつながっています。
パック自体が入手困難な状況のため、収録されている高レアリティカードの希少性がさらに高まり、シングルカードの相場を押し上げる大きな要因となっているのです。
③プロモカードや旧裏カードは再販されず希少性が上がり続ける
ポケカの高騰を語るうえで欠かせないのが「供給の固定」という要素です。
イベントで配布されたプロモカードや、裏面デザインが現在と異なる旧裏カードは再販の可能性がほぼありません。
市場に出回る枚数は時間とともに減少する一方で、コレクターの需要は増え続けるため、価格が上がり続ける構造が生まれているのです。
エクバリーリエのようなイベント限定カードは、配布から数年で数倍に高騰した実例の一つでしょう。
さらに、美品で保管されているカードは全体のごくわずかであり、状態の良いカードほど市場から消えていく傾向が強まっています。
④海外コレクターやYouTuberの影響で世界的な需要が拡大
ポケカの高騰は日本国内だけの現象ではありません。
海外のコレクターやYouTuberがポケモンカードを取り上げたことで、世界規模での需要拡大が進んでいます。
有名YouTuberのローガン・ポール氏が「ポケモンイラストレーター」を約7億円で購入した話題は記憶に新しいところです。
また、「Pokémon Trading Card Game Pocket」のリリースにより、デジタル経由でポケカに興味を持つユーザーも急増しました。
レディー・ガガとプリンのコラボプロモなど、30周年に合わせた世界的な展開も進行中です。
⑤PSA鑑定品の市場拡大で「資産」としての価値が認められた
近年のポケカ市場で注目すべきトレンドが、PSA鑑定品の普及です。
PSAとは第三者機関によるカードの品質鑑定サービスで、最高評価のPSA10を取得したカードは素体(未鑑定品)の数倍の価格で取引されることも珍しくありません。
がんばリーリエの場合、素体の買取が約75万円に対し、PSA10は約300万円と4倍の開きがあります。
鑑定によって品質が保証されるため、投資目的での購入者が増加しているのも高騰の一因です。
トレーディングカードが「資産クラス」として認知されつつあるといえるでしょう。
高騰している代表的なカードと買取価格【2026年2月】
実際にどのカードがどれくらいの価格で取引されているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは2026年2月時点の買取価格データをもとに、高額カードの具体的な相場を紹介します。
オリパで当たる可能性のあるカードも含まれているため、期待値を把握する参考にしてください。
数十万円〜数百万円クラスの高額カード一覧
ポケカの高額カードには、キャラクター人気・希少性・イラストレーターの知名度など複数の高騰要因が重なっています。
以下の表は、2026年2月時点で特に高額な取引が行われている代表的なカードをまとめたものです。
| カード名 | 収録パック / 入手方法 | 買取価格(素体) | PSA10相場 | 主な高騰要因 |
|---|---|---|---|---|
| エクバリーリエ | エクストラバトルの日(2019年) | 約350万円 | — | イベント限定・キャラ人気・さいとうなおき氏イラスト |
| がんばリーリエ SR | GXバトルブースト(2017年) | 約75万円 | 約300万円 | 絶版パック・キャラ人気・さいとうなおき氏イラスト |
| リーリエ SR(GXバトルブースト高騰1位) | GXバトルブースト(2017年) | 約108万円 | 約1,200万円 | 圧倒的キャラ人気・PSA10枚数の少なさ |
| おいわいピカチュウ | 20周年記念プロモ(2016年) | 約150万円以上 | — | 周年限定プロモ・ピカチュウ人気・配布枚数極少 |
| ブラッキーVMAX SA | イーブイヒーローズ(2021年) | 約28万円 | 約45〜65万円 | ブイズ人気・美麗イラスト・パック絶版 |
いずれも再販の見込みがなく、流通数が固定されているカードばかりです。
特にリーリエ関連は「ポケカ高額カードの代名詞」ともいえる存在で、鑑定品の有無で価格差が大きく開く点にも注目しておきましょう。
数万円クラスで注目の現行カード
数百万円のヴィンテージカードだけでなく、近年発売されたパックの収録カードにも高騰しているものがあります。
オリパで手に入る可能性が比較的高い、現行カードの相場をチェックしてみてください。
| カード名 | 収録パック | 買取価格(2026年2月) | 1ヶ月前との比較 |
|---|---|---|---|
| ナンジャモ SAR | クレイバースト | 約50,000円 | +7,000円(↑) |
| ブラッキーex SAR | テラスタルフェスex | 約50,000円 | +10,000円(↑) |
| メガリザードンXex SAR | インフェルノX | 約40,000円 | 上昇傾向 |
| リーリエのピッピex SAR | バトルパートナーズ | 約60,000円以上 | 安定〜上昇 |
| ナンジャモのハラバリーex SAR | ムニキスゼロ | 約30,000円以上 | 発売直後で推移中 |
現行カードは1枚あたり数万円台ながら、30周年に向けてさらに値上がりする可能性を秘めています。
特にSAR(スペシャルアートレア)は封入率が極めて低いため、パックからの入手が難しく、オリパ経由で手に入れようとするユーザーが増えているのが実情です。

今後の高騰予想と注目すべきポイント

ポケカの相場はこのまま上がり続けるのか、それとも再び下落に転じるのか。
今後の動向を見極めるうえで押さえておくべきポイントを整理しておきましょう。
2026年は30周年という大きなイベントが控えており、市場の値動きが例年以上に激しくなることが予想されます。
30周年記念商品の発売でバブル再来の可能性がある
2026年10月のポケカ30周年では、記念スペシャルボックスや限定パック、プロモカードの配布が予想されています。
25周年の「25th ANNIVERSARY COLLECTION」や「GOLDEN BOX」は発売後に大幅な値上がりを見せた実績があり、30周年ではさらに豪華な内容になるとの見方が有力です。
海外ではすでに「First Partner Illustration Collection」第1弾の情報が公開されたほか、レディー・ガガ×プリンのコラボプロモも話題を呼んでいる状況でしょう。
こうした動きは30周年に向けた前哨戦であり、10月が近づくにつれて市場全体の温度がさらに上がっていくと考えられます。
値下がりリスクのあるカードの特徴を知っておこう
高騰が続くポケカ市場ですが、すべてのカードが値上がりするわけではありません。
スカーレット&バイオレットシリーズ以降、公式の生産体制が大幅に強化されたため、現行パックの再販によってシングルカードの価格が下落するリスクが常に存在します。
実際、2023年7月に平均約4,167円だったシングルカード価格は、2024年7月にはわずか670円まで下がった時期もありました。
今後も値上がりが期待できるのは「再販されないカード」「キャラ人気が高いカード」「PSA10枚数が少ないカード」の3条件を満たすものに限られると考えておくのが賢明です。
ヴィンテージカードへの資金シフトが加速している
現在の市場では、新弾の現行カードからヴィンテージカード(旧裏面や絶版プロモ)へと資金が移動するトレンドが見られます。
旧裏カードやイベント限定プロモは再販される可能性がゼロに近く、時間の経過とともに美品の流通数が減り続けるため、長期的に見て値崩れしにくい特性を持っているのが特徴です。
30周年という「原点回帰」のタイミングで初代カードに注目が集まるのは自然な流れといえるでしょう。
オリパにおいても、高額帯のラインナップにヴィンテージカードが封入されるケースが増えており、こうした動きは今後さらに加速していくと予想されます。
オリパで高額カードを狙う際に知っておくべきこと
ポケカの高騰を背景に、オンラインオリパを通じて高額カードの獲得を目指すユーザーが増えています。
しかし、オリパにはメリットだけでなくリスクも存在するため、失敗しないために事前に押さえておくべきポイントをしっかり確認しておきましょう。
封入カードのリストと還元率を必ず確認する
オリパを選ぶ際にまず確認すべきは、封入カードのリストが公開されているかどうかです。
信頼できるオリパサイトでは、当たりカードの一覧や総口数、還元率の目安が明記されているのが一般的でしょう。
一方で、カードリストを公開していないオリパは実際の還元率が極端に低い可能性があるため注意が必要です。
業界調査では実質還元率がわずか30%程度しかないケースも報告されており、「販売価格基準」と「買取価格基準」で数字が大きく異なる点も見落とせません。
購入前にはカードリスト・口数・目玉カードの市場相場を必ずチェックしておくことが大切です。
少額オリパから始めてサイトの信頼性を見極める
初めてオリパを利用する場合は、いきなり高額なオリパに手を出すのではなく、100円〜500円程度の少額オリパから試すことをおすすめします。
少額オリパで実際に届くカードの品質や発送対応を確認すれば、そのサイトが信頼できるかどうかの判断材料になるからです。
また、運営元の情報も事前にリサーチしておくと安心でしょう。
月ごとの予算上限をあらかじめ設定しておけば、のめり込みすぎを防ぐ効果も期待できます。
高額オリパに挑戦するのは、信頼性を確認してからでも決して遅くはありません。

よくある質問
ここでは、ポケカの高騰に関するよくある質問とその回答をまとめました。
Q. ポケカの高騰はいつまで続きますか?
2026年10月の30周年に向けて、少なくとも年内は上昇傾向が続くと予想されています。
ただし、30周年イベント終了後の2027年以降は一旦落ち着く可能性もあるため、相場の動向には常に注意が必要です。
特に現行パックのカードは再販リスクがある点を忘れないようにしましょう。
Q. 今からポケカを買っても値上がりは期待できる?
すべてのカードが値上がりするわけではありません。
長期的に価値が上がりやすいのは、再販の見込みがないプロモカードや旧裏カード、PSA10の枚数が少ない希少カードなどに限られます。
現行パックの収録カードは再販で値下がりするリスクがあるため、投資目的であれば慎重に選ぶ必要があるでしょう。
Q. オリパで高額カードが当たる確率はどれくらい?
オリパの当選確率はサイトや商品ごとに大きく異なります。
一般的に、目玉の高額カードが当たる確率は数百分の1〜数千分の1程度とされているケースが多いでしょう。
確率だけを見れば決して高くないため、「余剰資金の範囲で楽しむ」という姿勢が大切です。
還元率や総口数が公開されているオリパを選ぶことで、期待値をある程度把握できるはずです。
Q. ポケカ初心者がオリパを始めるならいくらからが目安?
初心者の方には、1回100円〜500円程度の少額オリパから始めることをおすすめします。
少額であればリスクを抑えながらオリパの仕組みやサイトの信頼性を体感でき、自分に合った楽しみ方を見つけやすくなるでしょう。
月の予算をあらかじめ決めておくと、のめり込みすぎを防げるため安心です。
まとめ
ポケカの高騰は、2026年の30周年への期待感・MEGAシリーズの人気・希少カードの供給減少・海外需要の拡大・PSA鑑定品市場の成長といった複合的な要因によって支えられています。
特に再販のないプロモカードやヴィンテージカードは今後も値上がりが見込まれるでしょう。
オリパを通じて高額カードを狙う場合は、還元率やサイトの信頼性を十分に確認したうえで、予算管理を徹底しながら楽しむことが大切です。

